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襖について
襖といえば、どうしても古風なデザインがイメージされますが、近年ではおしゃれな襖紙が増えています。リフォームによってモダンなデザインにしたり、洋風にしたりすることが可能です。
和の襖デザイン
畳や障子のある和室では、襖のデザインも和風のほうが親和性は高いです。襖を際立たせるなら、襖紙を華やかで模様を大きくあしらったものに変えると良いでしょう。
洋の襖デザイン
洋風の襖紙は、柄の傾向が和風と大きく異なります。幾何学模様や花柄、動物柄、ドット、北欧風など、存在感が際立っているのが特徴です。最近では、キャラクターデザインの襖紙もあります。
襖デザインの種類
襖のデザインのパターンは大きく分けて5種類あります。
◎総模様
襖の全面が同じ模様です。
◎腰模様
下側が別の模様になっています。
◎腰帯模様
下側に別の模様が入っていますが、床までは達しておらず、ちょうど帯のようになっています。
◎引手帯模様
引手の周りだけ帯のように模様が異なるパターンです。
◎袖模様
同じく引手の周りだけ縦側に別の模様が袖のように展開されています。
襖紙の種類
襖紙の種類は、大きく分けて3種類あります。紙、織物、ビニールです。
◎紙製
紙製の紙は「鳥の子」と呼ばれており、素材や製法によって4つのグレードに分かれます。
・本鳥の子
職人が手漉きで制作した和紙が使用されています。
・上新鳥の子
機械で漉かれた和紙を使用しています。
・新鳥の子
同じく機械で漉かれていますが素材はパルプや古紙になります。
◎織物の襖紙
「糸入り襖紙」とも呼ばれており、織物の裏側に紙が裏打ちされています。
上級・中級・普及版と3つのグレードがあります。
◎ビニール襖紙
合成樹脂を素材としており、裏側に紙が裏打ちされているのは、ほかの襖紙と同じです。
耐水性があるため、主に水回りの襖で使われています。
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